ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

東京商工リサーチ調べ

12月倒産の運輸業負債が大幅増、ラムス社影響

2016年1月14日 (木)

調査・データ東京商工リサーチが13日に発表した2015年の通年と12月の全国企業倒産状況(負債額1000万円以上)によると、12月の運輸業の倒産件数は59件で28件減少したにもかかわらず、負債総額が27倍増の1426億8500万円に膨らんだ。

ラムスコーポレーションと同社グループの船舶保有会社38社が会社更生手続きの開始決定を受けたことが影響した。

全業種の倒産件数は699件で前年同月から13件減少したものの、負債総額は3853億5300万円で2.2倍増となった。

15年通年の運輸業の倒産件数は363件で、前年から41件減少した一方、負債総額は12月の大幅な増加を受け、621億3900万円から4288億7600万円へ急増した。全業種の倒産件数は8812件で919件減少したが、負債総額は2兆1123億8200万円で12.7%増加した。