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初任運転者向け指導「座学のみ6時間」→座学+実車15時間

準中型免許創設控え運転者指導強化へ指針改正

2016年4月1日 (金)

行政・団体国土交通省は1日、準中型免許の創設に伴いトラックの初任運転者に対する安全運転実技の義務化など、運転者教育を強化するため、事業者が運転者に対して行う指導・監督指針を改正した。準中型免許の創設のタイミングに合わせて施行する。

初任運転者に対する特別指導の内容と時間について、現行の指針では「座学のみ・6時間以上」となっているが、今回の改正で「座学と実車を用いて15時間以上」実施するよう改めたほか、新たに20時間以上「実際にトラックを運転させ、安全な運転方法を指導」することを盛り込んだ。

指導内容については、現在の11題目のうち10題目で内容を追加し、「安全性の向上を図るための装置を備える事業用自動車の適切な運転方法」を新設。これらを1年ごとに運転者に指導・監督するよう規定した。

■一般的な指導・監督指針の追加内容
準中型免許創設控え運転者指導強化へ指針改正