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運転手への指導指針改正、睡眠不足事故など追加

2018年6月4日 (月)

行政・団体国土交通省は1日、運送事業者がドライバーに行う指導、監督の指針(告示)を改正し、睡眠不足による重大事故が発生していることなどを内容に追加した。

指針の改正に合わせ、具体的に実施する際の手引き書として公表している「自動車運送事業者が運転者に対して行う一般的な指導、監督の実施マニュアル」も改正し、指針の改正内容を盛り込んだ。

今回の改正では、睡眠不足による重大な交通事故が発生していること、事故発生時や積雪時などの緊急時の対応や安全確保が不十分な事案が発生していること、被害軽減ブレーキや車線逸脱警報装置などの運転支援装置を備えた車両が普及してきていること――などに対応する内容を追加した。

また、睡眠不足による交通事故の防止運転者を指導、監督する際の一助として、マニュアルのほかに「睡眠不足対策の強化に関するQ&A」を作成した。

■改正後の告示、マニュアル改訂版
https://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/03safety/instruction.html#press20120410

■睡眠不足対策の強化に関するQ&A
https://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/03sleep/index.html