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川崎港、輸出用中古車から21μSv検出、9件目

2011年11月4日 (金)

話題川崎市は2日午前11時40分頃、川崎区東扇島の専用荷さばき地の検査場所に搬入された輸出予定の中古自動車(乗用車)1台から、最大毎時21.23マイクロシーベルト(μSv/h)の放射線量率を検知したと発表した。川崎港で通報基準値を超えたことが報告された事案は9件目。

 

検出された車両は、同日午後12時10分頃に運送業者が搬出し、「現在は荷主が保管をしていることを確認した」としている。車両は、横浜市内のオークション会場で取引されたもので、ニュージーランドへ輸出されることとなっていた。

 

川崎市によると、中古自動車は午前11時40分頃、川崎区東扇島の専用荷さばき地にキャリアカーで搬入された5台のうちの1台で、荷さばき地内の検査場所で検査会社が車両の放射線量率を測定したところ、フロントグリルから21.23μSv/h、フロント右(タイヤ周辺)から16.44μSv/hを検出。午前11時45分川崎港運協会から港湾局に第一報の連絡が入り、午後12時10分頃、搬入した運送事業者が引き取った。