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年間6000-7000台の利用見込む

川崎市、東扇島に自動車専用荷さばき地を新規開設

2014年2月21日 (金)

国内川崎市、東扇島に自動車専用荷さばき地を新規開設川崎市は20日、川崎港に自動車専用の荷さばき値を新規開設すると発表した。港湾局内にプロジェクトチームを設置し、短・中長期的な視点から輸出自動車用の用地確保を検討してきた結果、「短期的な視点の検討結果として実施する」ことを決めたもの。

川崎港は完成自動車の輸出で国内屈指の取扱量を誇り、とりわけ中古自動車の輸出が多く、2013年は2年連続で過去最高を更新する12.8万台(全国3位)を取り扱った。

自動車を専用船で輸出するためには、本船に積み込むまでの一定期間、車両をプールしておく必要があるが、川崎港ではこうした用地がひっ迫していることから、新規オープンを決めた。

今回、供用を開始するのは川崎市川崎区東扇島の公共ふ頭エリア「H-1荷さばき地」(保税対応)と「H-41荷さばき地」で、H-1は既存荷さばき地を拡充して2766平方メートルを、H-41は新規に1917平方メートルを開設する。両荷さばき地ともに、川崎港から揚げ積みされる完成自動車専用。

利用申請は24日から、川崎港管理センター港営課で受け付け、3月1日から利用できるようになる。許可期間は原則として1か月以内。市は今回の供用により、年間6000-7000台の利用を見込んでいる。