ロジスティクス国土交通省港湾局は17日、全国の港湾に配備している大型浚渫兼油回収船、海面清掃兼油回収船、港湾業務艇を活用して飲料水や食料などの支援物資を輸送すると発表した。
熊本地震で11万人を超える被災者が避難するなか、支援物資を被災地に届けるため「できることはすべてやる」という政府方針に沿い、港湾局所管の船舶で全国の港湾から飲料水、食料などの支援物資を被災地に輸送する。
17日に目的地の調整を進め、熊本、大分方面へ緊急出航して18日から21日にかけて届ける。
船舶名 | 出発地・日時 | 目的地・到着予定日 | 主な支援物資 |
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大型浚渫兼油回収船「清龍丸」 | 名古屋港・18日10時 | 熊本方面・21日 | 飲料水(150トン、給水車50台分)、ペットボトル(500ml)2万本、食料(2700食)、毛布など |
大型浚渫兼油回収船「白山」 | 新潟港・18日16時 | 熊本方面・21日 | 飲料水(300トン、給水車100台分)、食料、医薬品、衛生用品など |
海面清掃兼油回収船「おんど2000」 | 呉港・18日7時50分 | 大分方面・18日 | 飲料水(3トン) |
港湾業務艇「りゅうせい」 | 広島港・18日14時頃 | 大分方面・18日 | 飲料水(0.6トン)、食料(2000食) |
海面清掃兼油回収船「いしづち」 | 松山港・18日8時頃 | 大分方面・18日 | 飲料水(くるしまと併せて7トン) |
港湾業務艇「くるしま」 | 松山港・18日8時頃 | 大分方面・18日 |