内田洋行、荷主向け物流分析サービスを開始

ロジスティクス内田洋行は11日、物流部門を保有する荷主企業向けに、物流コスト削減に向けた物流データ分析と管理業務を、Webベースのクラウド型で行えるサービスを開発し、今月から本格的に販売を開始すると発表した。

同社は、荷主企業が行う物流の効率化では「在庫削減、倉庫レイアウト見直し、拠点統合、輸送コスト削減などを実現する上で、月度単位や週単位などの短いサイクルで、定期的に分析を進めていくこと、分析コストを抑えること」が課題になっているとして、短期間、低コストで、簡単に行うことを目的とした新サービスを開発した。

クラウド型物流分析サービスは、荷主企業が、時間とコストをかけずに製品在庫など物流データを定期的、継続的に分析することができる。

具体的には、自社の入出荷・在庫実績データなどの必要なデータを、専用のWebサイトからインターネット経由でクラウド型分析サービスセンターにアップロードするだけで、短時間で物流費や物流コストを把握するための分析や生産性の見直し業務に取り組むことができるようになる。

提供価格は、年間利用料が50万円（消費税、サポート料別）で、利用回数は年間2回。今後、製造業、卸売業、小売業の物流部門を保有する企業、3PL企業などに販売し、向こう3年間で150社の利用を目指す。

■問い合わせ先
内田洋行
情報システム事業部
東日本ソリューション営業部（森岡氏・松浦氏）
TEL：03-5602-9293