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16年3月期決算

日立物流、国内の収益性改善し営業益3割増

2016年5月12日 (木)

ロジスティクス日立物流が12日に発表した前3月期決算は、国内物流の収益性が改善し、営業利益が32%の増益となった。

日立物流
2016年3月期本決算
累計(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
(前年同期比)
売上高
680,3540.3%166,759-3.4%
営業利益
28,33432.0%4.2%7,61925.6%
経常利益
26,91022.3%4.0%7,11218.9%
当期純利益
15,5024.8%2.3%2,920-46.0%

国内物流は消費財・流通小売関連の物量が堅調に推移し、化粧品、スポーツ用品、流通小売、食品関連の新規案件が稼働したことで2%の増収を確保。増収効果と収益性の改善で部門利益を40%伸ばした。

国際物流は「海外3PL」で日用品・流通小売関連の物量が堅調に推移したものの、国内発着のフォワーディング事業と中国事業が軟調で2%の減収。アジアで3PL案件の収益性を向上させた一方、海外子会社ののれん減損損失などで部門損益は5%の減益となった。

今期は売上高6850億円、調整後営業利益280億円、EBIT310億円、最終利益185億円を見込む。