ロジスティクス日立物流が29日に発表した2015年4-12月期連結決算(IFRS)は、売上高が1.5%増の5135億9500万円、営業利益が34.5%増の207億1500万円、税引前利益が23.6%増の197億9800万円となった。主力の国内・国際物流がともに増収増益となった。
国内物流は、消費財・流通小売関連の物量が堅調に推移したほか、化粧品、スポーツ用品、流通小売、食品関連の新規案件が稼働し、2%の増収。利益も46%の増益となった。
国際物流は、国内発着フォワーディング事業で貨物取扱量が低調だったものの、海外3PL事業がアジアを中心に日用品・流通小売で堅調に推移した。
[日立物流]2016年3月期第3四半期連結決算(単位:百万円)
2016年3月期 第3四半期 | 2015年3月期 第3四半期 | 増減 | ||
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売上高 | 513,595 | 505,923 | 1.5% | |
営業利益 | 20,715 | 15,400 | 34.5% | |
経常利益 | 19,798 | 16,023 | 23.6% | |
当期純利益 | 12,582 | 9,378 | 34.2% |