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日立物流 4-6月期、国内外の物流堅調で営業益6割増

2015年7月29日 (水)

ロジスティクス日立物流が29日に発表した4-6月期連結決算(IFRS)は、国内外の物流事業で増収となった効果により、営業利益が64.9%の大幅な増益となった。

売上高営業利益率は2.3%から3.6%へと1.3ポイント上昇した。税引前利益は32.6%増の58億5400万円で、上期予想に対する進捗率は52.7%。

国内物流は消費財・流通小売関連の取扱貨物量が堅調に推移し、新規案件の本格稼働も加わって4%の増収となった。セグメント利益は、増収効果と収益性の改善で94%の大幅な増益。

国際物流は、国内発着のフォワーディング事業で貨物の取り扱いが低調だったものの、海外3PL事業で自動車部品、日用品、流通小売関連の取扱貨物量が伸びたほか、為替の影響もあって売り上げが7%伸びた。利益はアジアの3PL事業で収益性が高まったことを受け、44%の伸びとなった。

[日立物流]2016年3月期第1四半期連結決算(IFRS)

 2016年3月期第1四半期2015年3月期第1四半期増減 
売上高
169,683161,8024.9%
営業利益
6,0733,68364.9%
税引前利益
5,8544,41532.6%
当期利益
3,2552,02360.9%