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日立物流中間、収益性改善し営業益57%の大幅増

2015年10月28日 (水)

ロジスティクス日立物流が28日に発表した9月中間決算は、収益性の改善効果と運賃・料金改定の成果が利益を押し上げ、営業利益を56.7%増と大きく伸ばした。売上高営業利益率は3.8%で、1.3ポイント改善した。

売上は国内事業で収益性の回復と物量の増加により61億円の増収となったが、国際物流事業は中国など海外事業で貨物量が減少したほか、日本発着のフォワーディング事業でも物量が減ったことで、55億円の減収要因となり、差し引き6億円の増収となった。

営業利益は、増益幅47億円のうち、31億円が収益性の改善によるもの。同社は運賃改定の取り組み着手が前年7月以降にずれ込んでいたが、今回の中間決算で成果が顕著に現れた。

[日立物流]2016年3月期第2四半期連結決算(IFRS、単位:百万円)

 2016年3月期第2四半期2015年3月期第2四半期増減 
売上高
340,564330,0073.2%
営業利益
12,8738,21556.7%
税引前利益
11,3058,75929.1%
当期利益
6,4874,56542.1%