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米ウォルマート、生鮮品配達にUberなどの配車アプリ活用

2016年6月6日 (月)

EC米国ウォルマート・ストアーズは3日(現地時間)、2週間以内にアリゾナ州フェニックスとコロラド州デンバーで、有力な配車アプリを用いた生鮮品配達テストを開始すると発表した。

フェニックスでUber(ウーバー)、デンバーでLyft(リフト)のサービスを活用し、食品のラストワンマイル配達のパイロット事業を立ち上げるもので、3月に同社の会員制スーパー「Sam’s Club」(サムズクラブ)がDeliv(デリブ)とフロリダ州マイアミでスタートしていたテスト事業に追加する形で取り組む。

新たに2つの都市で行うパイロット事業は、オンラインで顧客から注文を受けると、ウォルマートのチームが食材を用意し、配車アプリサービスのドライバーに商品を取りに来るようリクエスト。ドライバーは商品を受け取ると、注文した顧客が「今、いる場所」へダイレクトに届ける。

配送料は同社のほかのサービスと同じ7-10ドルで、顧客がドライバーに支払うことはなく、オンラインで決済する仕組み。