川崎汽船、グループの環境保全活動を表彰

環境・CSR川崎汽船は9日、同社グループ役職員が取り組む優れた環境保全・生物多様性保全活動を表彰する「Kライングループ環境アワード2016」を行ったと発表した。

2回目となる今回は本社や国内外のグループ会社から昨年を上回る応募があった。審査の結果、優秀賞1件、特別賞7件が村上英三社長によって表彰された。

優秀賞となったのは、ケイラインロジスティックスの「文書の電子保管によるCO2削減」をテーマにした取り組みが選ばれた。ケイラインロジは、文書を電子化保管する取り組みを進め、全社横断的な「文書管理システム」を構築し、文書箱保管スペース、書類、文書保管配送回数の削減を実現した。

また、効果をCO2換算し解かりやすい形で分析・共有、それぞれの拠点で計50回を越える説明会を実施するなど定着を図っており、審査では、CO2削減と業務効率化、セキュリティ強化が期待できる点が評価された。