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大林組、解体現場の窓ガラスを再資源化

2026年8月20日 (木)

▲廃棄窓ガラスの回収工程(出所:大林組)

荷主大林組(東京都港区)は19日、AGC(東京都千代田区)と、建物の解体工事で発生する廃棄窓ガラスを建築用フロート板ガラスの製造原料として循環利用する水平リサイクルフローを構築したと発表した。解体現場由来の廃棄窓ガラスを原料の一部に使い、フロート法で板ガラスを製造する取り組みは国内初としている。

第1弾として、大林組が施工する三菱UFJ銀行本館の解体工事(東京都千代田区)で発生した廃棄窓ガラスを回収し、リサイクル工程に供給している。回収したガラスは中間処理工程で再生原料のカレットに加工した後、AGC鹿島工場(茨城県神栖市)へ搬入する。

同工場では、カレットを原料の一部に使用して透明なフロート板ガラスを製造する。製造した板ガラスは建築用途で活用し、その一環として大林組が施工する建設現場での利用を予定している。

三菱UFJ銀行本館解体工事の床面積は約12万平方メートル。廃棄窓ガラス149トンをリサイクルする計画で、この量にはグラスウール再生分を含む。うち81トンを板ガラスとして水平リサイクルし、CO2排出量を49トン削減する。

従来のガラスリサイクルでは、廃棄ガラスを型板ガラスや網入りガラスに再生していた。今回の仕組みでは、汎用性の高い透明フロート板ガラスの原料の一部として活用でき、建築用板ガラス全体への展開が可能になるとしている。

大林組とAGCは今後、今回構築した水平リサイクルフローを継続的に運用し、関係事業者との連携強化や運用ノウハウの蓄積を進めながら、適用範囲の拡大を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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