川崎汽船、グループの環境保全活動を表彰

認証・表彰川崎汽船は7日、同社グループ役職員が取り組む優れた環境保全・生物多様性保全活動を表彰する「Kライングループ環境アワード2018」の表彰を行ったと発表した。

4回目となる今回は、最優秀賞1件、優秀賞6件の活動が村上英三社長によって表彰された。

最優秀賞には、インドネシアのKラインモバルダイアモンド社が行った「トラックキャリアの利用によるCO2・運送コスト削減」の取り組みが選ばれた。

Kラインモバルダイアモンド社は、顧客客であるヒノモータースマニュファクチュアリングインドネシア社（HMMI社）と提携して、小型トラックを4台積載できるキャリアカー（トラックキャリア）を開発し、2017年2月から運用を開始した。

従来、HMMI社ではトラックを工場渡しとし、その多くが自走していたため、輸送中のダメージなどが懸念されていた。トラックキャリアの開発により、輸送品質の向上と併せ、走行車両を減少することで、燃料消費の削減を実現した。

また、ことしから「サステナビリティアワード」を設立。この賞は昨年から開始したグループ環境推進体制「DRIVE GREEN NETWORK」の理念に基づいて積極的な活動を表彰するもので、日東物流、シーゲートコーポレーションの2件が選定された。