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日本自動車ターミナルが近く着工

京浜トラックターミナルの新棟名称「ダイナベース」に

2016年6月28日 (火)

拠点・施設京浜トラックターミナルの新棟名称「ダイナベース」に日本自動車ターミナル(東京都千代田区)は28日、京浜トラックターミナル(大田区平和島)の敷地内で新たな高機能型物流施設の建設に着手すると発表した。これまで仮称で「A棟」と呼んでいたが、正式名称を「ダイナベース」と定め、着工する。

ダイナベースは、供用開始から47年が経過する京浜トラックターミナルの施設再開発計画の一環として建設するもので、昨年5月に竣工した複合物流施設「新7号棟」に続く同社50周年記念プロジェクトに位置付ける。

ダイナベースは日本最大の公共トラックターミナルとして「ダイナミックディストリビューション・ベース」を略して名付けたが、頭文字の「D」に開発の「ディベロップメント」(Development)と全国に広がる物流網の発着拠点(Departure & Destination)の意味も込めているという。

建物は各階に40フィートコンテナ車が直接乗り入れるダブルランプウェイ方式を採用・利便性の高いワンフロアオペレーションに対応し、休憩室、テラス、パウダールームといったアメニティ設備も充実させる。

災害対応として免震構造を採り入れ、京浜トラックターミナル全体をカバーする72時間対応の非常用自家発電設備を導入。施設にLED照明を設置するほか、太陽光発電設備の敷設も検討する。

■施設の概要
所在地:東京都大田区平和島2-1-1
京浜トラックターミナル内建築面積:2万平方メートル
延床面積:9万7000平方メートル
構造:柱PCa、梁S造、免震構造、地上5階建て、ダブルランプウェイ
竣工:2018年7月