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アスクル、物流現場効率化へロボット技術会社と提携

2016年6月28日 (火)

サービス・商品アスクル、物流現場効率化へロボット技術会社と提携1アスクルは28日、ロボットの知能にあたるソフト開発を手がけているMUJIN(ムジン、東京都文京区)と提携し、ロボティクス技術開発とEC物流現場へのロボット導入に取り組んでいることを明かした。

生産性の向上を目的に昨年12月に提携し、物流センターのピッキング工程の自動化、ロボット化を進めてきたが、これまでの技術開発・検証・導入を踏まえ、取り組みを本格化させる。

EC市場の拡大に伴って物流センターの作業量も増加しているが、労働力の確保とともに賃金が上昇傾向にあり、荷主企業や物流企業はこうした「ミスマッチ」への対応が必要になっている。

特に同社の物流センターで行われている商品ピッキング工程は、ほかの工程と比べて最も多くの人員が働いており、自動化が進んでいないことから、この工程にロボットを導入して自動化を進める。

アスクル、物流現場効率化へロボット技術会社と提携2MUJINは、ロボットの動作生成に関する「高速高精度の画像認識システム商品の状況や大きさ、形状を高速・正確に3次元で認識するシステム」と「最適な動作計画の生成高速高精度の画像認識によって得られた情報を踏まえ、状況に応じた最適なロボットアームの軌道や掴み方を瞬時にプログラムとして生成する技術」により、個別の動作記録が不要な画期的なロボティクス技術を保有している。