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PTC、サービスパーツ管理のライト版を発売

2016年7月11日 (月)

サービス・商品PTCジャパン(東京都新宿区)は11日、電通国際情報サービス(港区)と共同で、サービスパーツの需要予測や発注計画自動化を短期間で実現するソリューション「PTC SPM LIGHT」(PTC SPMライト)の提供を開始する。

PTCの「サービジスティクス・サービスパーツ・マネジメント」の機能限定版として、国内製造業向けにPTCと電通国際情報サービスが共同でパッケージ化したクラウド提供専用の製品で、従来よりも短期間で安価にサービスパーツの管理システムを構築できるのが特徴。販売は電通国際情報サービスが一手に引き受ける。

製造業にとって、サービスビジネスは他社との重要な差別化要因となっており、サービス関連事業が占める割合も総収益の24%、純利益の40-80%と高まっている。

中でもサービスパーツ管理の適正化・効率化が事業に与えるインパクトは大きいが、製造業の多くは回転率や流通プロセスの異なる多種多なサービスパーツを保有しており、これらを網羅するマネジメントシステムの構築には多大な労力と期間、コストがかかっていた。

PTC SPMライトは、サービジスティクス・サービスパーツ・マネジメントの機能を厳選し、あらかじめ用意されたパラメータ設定により、サービスパーツ管理を短期間で安価に構築する製品となる。

消耗品など高回転のサービスパーツ管理に特化し、在庫推移に基づく的確な需要予測と発注計画の自動化を実現。これにより、大手企業が小規模導入による効果検証を行いながら段階的に適用範囲を拡大したり、中堅・中小企業が手軽にサービスパーツ・マネジメントシステムを導入することが可能となる。