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ZMP、車両挙動計測ロガーパッケージ発売

2016年7月21日 (木)

サービス・商品ZMP(東京都文京区)は20日、車両データの取得システム構築が不要な「車両挙動計測ロガーパッケージ」の販売を開始した。

ZMP、車両挙動計測ロガーパッケージ発売

先進運転支援システム(ADAS)の開発者はこれまで、車両データ取得のためにセンサ類、データ保存用ロガー調達から、配線方法、複数センサとのデータ同期など、データ取得のためのシステム構築に多くの時間を費やしていた。

ZMPは、これまでの知見を活かし、テレモーティブ社製の高性能データロガーをベースとした取得システムをあらかじめ構築して組み込んだ「車両挙動計測パッケージ」を販売。これにより、利用者は煩雑なシステム設計・構築を行うことなく、すぐに車両や環境データ取得を開始することができる。

車両の計測では、車速などの車両情報、車両姿勢、位置情報、車両周辺の映像、ドライバーの映像などを同期して取得することが求められるが、車両挙動計測ロガーパッケージでは、車両情報専用ケーブル(OBDII規格)、GPS・気圧センサ「ZMP Position-Z2」、9軸モーションセンサ「ZMP IMUZ2」、ネットワークカメラ(最大4台)を、ドイツのテレモーティブ社製高性能データロガー「blue Pira T2」に接続することで、車両に関係するさまざまな情報をエンジン起動と同時に取得するできる。

また、手元で信号取得状況の把握やトリガー入力が可能なデバイス「Remote Control Touch」、電源ユニット、専用ケーブルを基本セットとして販売する。要望に応じ、センサやカメラ設置用治具の提案や、事前にデータ取得テストなども対応する。

車両挙動計測ロガーパッケージは250万円(税別)からの販売となり、アナログ・デジタル計測なども追加オプションとして選択できる。

■製品詳細
http://www.zmp.co.jp/products/vehicle-monitoring