川崎汽船、小学生ら40人招き自動車船の船内見学開催

イベント川崎汽船は22日、子どもたちに海運業を中心とした物流事業の重要性を知ってもらうため、19日に小学生を招き5000台積型自動車船「ニッポンハイウェイ」の船内や、フォルクスワーゲングループジャパン社（VGJ）のテクニカルサービスセンターの見学会を三河港明海地区（愛知県豊橋市）で開催したと発表した。

船内見学会は、車両積み込みデッキから居住区を経て船橋、上甲板を廻り、船内エレベーターの乗船体験、船員の実生活の場の見学、船橋での双眼鏡による前方の確認作業とレーダー映像との見比べなどを行った。また、同船の後部右舷ランプから自走で陸揚げされる自動車の荷役作業を見学した。

一方、テクニカルサービスセンターでは、VGJ社による会社紹介と自動車物流の輸入経路についての説明を受けた後、国ごとの輸入車が整然と並ぶ施設内の見学、車種の特長の説明と整備作業工程現場の見て、輸入自動車物流への理解を深めた。