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中部空港の上半期輸出、米国向け落込み6期ぶり減少

2016年7月27日 (水)

調査・データ名古屋税関が27日発表した、上半期(1-6月)と6月の中部空港貿易概況(速報)によると、1-6月は輸入額が前年同期に比べ5.8%減とな る4773億2100万円だった。輸出額は4453億2100万円で15%減と大きく落ち込んだ。輸出入収支は前年の175億5600万円の黒字から2期ぶりに赤字に転じ、320億円の輸入超過だった。輸入は13期ぶり、輸出は6期ぶりの減少。

輸入は対中国(15.7%減)、韓国(29.1%減)、台湾(22.4%減)などが減少した。品目別では半導体など電子部品が(21.2%減)が大幅に減少した。輸出は対米国(31.6%減)、中国(1%減)、韓国(6.4%)が減少した。品目では輸入同様に導体など電子部品(17%減)が大きく減少した。

6月は、輸出が755億5600万円で前年同月比11.8%減、輸入が780億5400万円で19.9%減となった。輸入は対中国(2.7%減)などが減少し、品目では有機化合物(30.2%減)などが減っ た。輸出は対米国(13%減)、中国(14.4%減)などが減り、品目では通信機(70.1%減)などが減少した。

輸出入収支は、赤字幅が78.8%縮小したものの24億9800万円の輸入超過となった。