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日本自動車T、政投銀BCM格付で3年連続最高ランク

2016年8月9日 (火)

産業・一般日本自動車ターミナル(東京都千代田)は9日、日本政策投資銀行(DBJ)が実施する「DBJ BCM格付」で、3年連続最高ランクの格付を取得したと発表した。

DBJ BCM格付は、DBJが開発した独自の評価システムにより、防災・事業継続への取り組みが優れた企業を評価・選定し、その評価に応じて融資条件を設定する「BCM格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニュー。

今回の評価では、(1)物流施設の免震化を段階的に進めるとともに、全拠点で72時間の継続運転が可能となる非常用発電設備を設置している(2)訓練の定期的な実施に加え、訓練に対する評価・講評を通じて避難や現地復旧に向けた実践的な課題を浮き彫りにし、携帯役割カードの作成による現場での災害対応の実効性を高める工夫の積み重ねや備蓄品・マニュアルの見直しを行った(3)広域輸送基地の対応業務で、全国物流ネットワーク協会との間で共通の指揮命令系統を整備し、役割分担をあらかじめ明確化するとともに、拠点ごとに緊急支援物資輸送の訓練を実施している――点が評価された。