鈴与、政投銀の「BCM格付」で最高ランク取得

認証・表彰鈴与は、日本政策投資銀行が実施する「BCM格付」で、2012年4月に続き、最高ランクの格付を取得したと発表した。

DBJ BCM格付融資は、日本政策投資銀行が開発した独自の評価システムで防災、事業継続への取り組みの優れた企業を評価・選定し、評価に応じて融資条件を設定するBCM格付の専門手法を導入した融資メニュー。

今回の審査では、鈴与の防災への取り組みを「特に優れている」と評価し、最高ランクの格付を付与するとともに、東海地震などの大規模災害が発生した際に利用可能な融資予約を締結した。

鈴与では、グループ140社が一体となって事業継続推進体制を構築し、継続的に改善を図っており、主要拠点の災害リスクをきめ細かく把握して災害対策を実施。有事を想定して通信機器や電力供給設備を十分に配備することで、代替拠点での対策本部機能を確保。災害に備えて物流機能に冗長性を確保している。

また、事業継続に関する教育・訓練計画に実践的な訓練・演習を加え、継続的にBCPの実行性を高めている点なども評価された。