国際HHLAプロジェクトロジスティクス(ジョージア)は18日、黒海からカスピ海への風力タービン部品の重量物輸送を完了したと発表した。再生可能エネルギー導入が進むアゼルバイジャン向けで、大型部品を複雑なルートで搬送した。

(出所:HHLA)
貨物は中国を出発し、トルコ・ホパ港を経由。ジョージア国内を横断し、アゼルバイジャンの首都バクー周辺地域に届けられた。風力タービンの塔部分は長さ最大25メートル、幅4.5メートルで、総重量は最大185トン。山岳地帯を含む狭隘路での輸送には、綿密なルート計画や特別許可取得、現地当局との調整が必要だった。同社は、特殊輸送での計画立案、護衛手配、当局対応を含む一連のプロセスを一括管理。困難な条件下でも一貫輸送体制を確立し、プロジェクト物流のノウハウを発揮した。
同社は2001年に設立され、コーカサス・中央アジア地域での大型・特殊貨物輸送を専門とする。トビリシ、バクー、アスタナ、アルマトイにも拠点を構え、トランジット貨物やプロジェクト貨物の取り扱いに対応している。
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