荷主カナデビア(京都府舞鶴市)は18日、舞鶴工場で電子ボード新工場の建設工事を開始したと発表した。半導体製造装置や鉄道車両向けの電子制御機器の生産体制を強化する。

▲新設する電子ボード工場の完成イメージ(出所:カナデビア)
新設される電子ボード工場は延床面積1122平方メートルで、年間生産能力は従来の2万9000枚から4万9000枚に拡大する。工場の稼働は2026年9月を予定している。
また、既存の第1・第2実験棟(延床面積計1146平方メートル)を「ユニット工場」として改築し、HiTaCaフィルムヒーターやリチウムイオンバッテリー関連のユニット製品に対応する。こちらは26年4月の稼働を見込む。総投資額は8億5000万円。
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