拠点・施設インターステラテクノロジズ(北海道大樹町)は18日、小型ロケット「ZERO」の製造体制強化を目的に、福島県南相馬市に東北支社を新設したと発表した。同社にとって北海道・東京に続く製造機能を備えた新拠点となる。

(出所:インターステラテクノロジズ)
新支社は敷地面積1万7942平方メートル、延床面積2503平方メートルの鉄骨平屋建てで、電気・機構系部品の製造や、射場支援システムの開発・試験機能を集約する。最大30人が勤務可能なオフィスを併設し、地元採用も含めすでに数人が業務を開始している。工期は2024年11月から25年11月までの予定。

▲工場内観(出所:インターステラテクノロジズ)
福島県浜通り地域は航空・製造業に強みを持ち、同社は21年から南相馬市に拠点を設けていた。今回の施設移転・拡張により、地場産業との連携を深めながら宇宙輸送産業の定着を図る。
国内外で小型衛星の打ち上げ需要が高まるなか、インターステラは低コストかつ高頻度な打上げ体制の構築を目指しており、新拠点の整備は供給能力の底上げと地域産業振興の両面で意義がある。
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