国際DHLグローバルフォワーディング(ドイツ)は18日、エールフランス-KLM(フランス)の航空貨物事業部門エールフランス-KLM-マーティンエアーカーゴ(AFKLMP、フランス)との間で、航空貨物分野での排出削減権に関する新たな枠組み協定を締結したと発表した。2022年に開始した提携を深化させるもので、持続可能な航空燃料(SAF)の導入加速と排出量削減の可視化を目的とする。

(出所:DHL)
協定に基づき、DHLは3万5000トンのCO2e排出削減権(WTW)に関する業務発注を実施。ブック&クレームモデルの開発を重視し、実際の輸送にSAFが使用されていなくても、排出削減の恩恵を顧客に還元できる仕組みを整備する。
AFKLMPはDHLのGoGreenプログラムにおける主要パートナーで、業界全体の脱炭素化促進に向けた基準整備や透明性向上にも積極的に参加している。DHLグループは2030年までに航空燃料の30%をSAFに切り替える目標を掲げており、今回の協定は同社の排出削減戦略における中核をなす。
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