日立物流、ベトナムに物流会社を新設

ロジスティクス日立物流は27日、子会社の日新運輸、日立トランスポートシステム・アジア社、日立物流のコンサルティング関連会社とともに、ベトナムのホーチミン市に物流合弁会社を11月7日付で設立し、2012年1月から営業を開始すると発表した。

同社グループのベトナム事業は、2006年2月に駐在員事務所を開設し、日新運輸とともにアパレルを中心に事業展開してきたが、日系企業の顧客を中心に物流サービスのニーズが高まってきていることから、こうしたニーズに対応するため、合弁会社を設立したもの。

合弁会社「日立トランスポートシステム・ベトナム社」を設立したことで、同国のアパレルビジネスの拡大と新規3PL案件、重量品輸送・機工作業案件の受注を目指すほか、インドシナ諸国や中国との陸上輸送へも業容を拡大するとしている。

出資比率は、日立トランスポートシステム・アジア社が25％、日新運輸が24％、日立物流が連結対象にしているコンサルティング会社51％となっている。