ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

NTTドコモと神戸市、動態把握で子供見守り事業

2016年9月15日 (木)

話題NTTドコモは15日、神戸市と見守りサービスの実証事業を行うと発表した。41社の協力を得て、同日から来年2月28日まで実施する。

NTTドコモと神戸市は4月18日に「ICTやデータを活用し、地域のさまざまな社会課題の解決を図る」ことを目的とした協定を結んでおり、今回の事業もその一環に位置付ける。

低電力ブルートゥース(BLE)タグをもった子供が検知ポイントとなる定点設置の受信機、市内の実証事業協力者が保有するスマートフォンの近くを通過する際、位置情報がサーバーに通知される仕組みで、これによって子供の見守りが可能になる。

NTTドコモと神戸市、動態把握で子供見守り事業

(出所:NTTドコモ)

小学校、福祉施設、公共施設、阪神電鉄・阪急電鉄・市営地下鉄駅などの公共交通機関に検知ポイントを定点設置するだけでなく、店舗や営業所などに定点検知器を設置するとともに、協力事業者の従業員が保有するスマートフォンも動点検知ポイントとして活用する。

地域住民向けに「見守り応援隊アプリ」を提供し、アプリがダウンロードされたスマートフォンも動点検知ポイントとして利用することで、広い地域で検出できるネットワークを形成し、発見精度の高い見守りにつなげる。