久光製薬、祐徳薬品工業と資本業務提携

メディカル久光製薬は17日、祐徳薬品工業（佐賀県鹿島市）と資本提携契約を昨年12月27日に締結し、17日付で祐徳薬品の株式1万8000株（発行済株式総数の15％）を取得したと発表した。

久光製薬と祐徳薬品は、ともに佐賀県に本店を構え、外用鎮痛消炎貼付剤を中心とした貼付剤の医薬品製造販売業を柱としている。久光製薬は、同社製造のケトプロフェン含有経皮吸収テープ剤「モーラステープ20mg」を1995年12月から、「モーラステープL40mg」を2002年10月から祐徳薬品に供給しており、モーラステープの売上の74％を祐徳薬品が占めている。

資本業務提携により、モーラステープの取引関係だけではなく、両社の外用剤を中心とする医薬品の製造技術、販売ノウハウなどの相乗効果が期待できると判断した。