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独身寮を住宅型ホームへ改修する計画も

センコー、奈良の会社買収し介護事業に本格参入

2016年10月4日 (火)

ロジスティクスセンコーは4日、介護事業を展開する「けいはんなヘルパーステーション」の全株式を取得し、子会社化したと発表した。

新事業の創出と新たな事業領域への参入を図るために4月に設置したライフサポート事業推進本部を設置し、ホームビジネス、介護、ヘルスケア事業などの本格化に備えていたが、今回の買収により、介護事業への本格進出を決めた形となる。

けいはんなヘルパーステーションは奈良市に本社を構え、奈良県内で訪問介護、デイサービス、住宅型有料老人ホームの運営などを展開しているが、センコーグループ入りしたことで今後、同社の人材、ノウハウを活かしながら事業の拡大につなげる。

その一環として、センコーグループが奈良市内で所有する独身寮を住宅型有料老人ホームに改修し、2017年10月から運営を開始する計画。

同本部には、ほかにも住居関連サービスなどを受け持つ「リビングサービス事業推進部」、農業、ファーム事業を担う「農業ビジネス事業推進部」などを組織している。