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航空2社・中間、ともに国際線貨物収入3割減

2016年10月31日 (月)

ロジスティクス日本航空(JAL)とANAホールディングスが10月31日に発表した9月中間決算によると、両社の国際線貨物収入はJALが29.7%減(前年同期比)の203億7500万円、ANAHDが28.3%減の583億円とともに3割近い落ち込みとなった。

ANAHDは国際線貨物収入が減少した理由について「円高」「需給環境の悪化に伴う単価の下落」「代理店向けの国際貨物販売手数料を廃止して収入と費用を相殺した」ことが響いたと説明。JALも「燃油価格下落による燃油サーチャージ収入の減少」「外貨建貨物収入の円高の影響による減少」「国際貨物販売手数料を収入とネットすることによる減少」とほぼANAHDと同様の理由を挙げた。

有償貨物トンキロはJALが1.1%増の8億9977万6000トンキロ、ANAHDが10.5%増の32億6757万8000とともに増加している。