EC全国に23店舗のブランド品セレクトショップを小売展開するセキドは27日、国内家電ネット通販最大手のストリームとの間で、物流分野などで戦略的な業務提携を行うことに基本合意し、業務提携契約書に調印したと発表した。ECシステムと物流の分野で協業を深めることにより、両社の売上増大と利益体質の強化を図る。
提携により、セキドは、ファッションブランド商品の物流センターをストリームの物流センターに統合。ストリームの先進物流ノウハウの活用と、セキドの顧客対応をミックスし、物流コストの大幅削減を図る。
セキドとストリームは、セキドのファッションブランド商品のECサイトを共同運営する。セキドは、ストリームのECシステムを導入し、物流を含む効率的な共同運営により、セキドEC部門の売上増大と、利益体質の強化を図る。
また、セキドはストリームが運営する通販サイトに対し、ファッションブランド商品の卸販売を拡充。ファッションブランド商品に関するマーチャンダイジングをストリームに提供する。
具体的には、有名ネット通販サイト「ECカレント」「e-BEST」「特価コム」(会員数400万人)で、ブランド品を積極販売する。ストリームは家電製品以外の商品の売上拡大と、女性顧客の獲得を目指す。提携業務は2月1日から開始する。