ビズネット、富士ゼロックスとの提携見直し、物流提供を解消

ロジスティクスビズネットは4日、富士ゼロックスインターフィールドが行うeサプライ事業でビズネットが提供している在庫管理、物流オペレーションサービスを解消すると発表した。解消理由としては「一定の成果が得られたため」としている

ビズネットは富士ゼロックスインターフィールドのeサプライ事業に対し、受注、在庫管理のためにシステムを提供しているほか、同事業で販売する富士ゼロックスブランド商品などを預かり、在庫管理、物流オペレーションサービスを提供してきた。

今回の見直しにより、預かっているもののうち富士ゼロックスブランド商品の在庫管理、物流オペレーションサービスの提供を解消するとともに、「このほかの内容についても継続的な協議を行う」としている。

両社に富士ゼロックスを加えた3社は、富士ゼロックスインターフィールドのeサプライ事業開始時から包括的業務提携契約を結んでおり、今回の見直し後も富士ゼロックスインターフィールドは、ビズネット商品の販売をこれまで通り継続する方針。また、今後の事業展開について、ビズネットは「今後、集中強化を図るソリューション・サービスの営業展開など新たなスキームを協議していく」としている。

富士ゼロックスブランド商品の在庫管理、物流オペレーションサービスは、5月21日までビズネットが行う。