日立物流、子会社再編、統合効果の創出狙う

ロジスティクス日立物流は1日、連結子会社の北海道日立物流サービスとダイレックス、関東日立物流サービスとその子会社である昭島物流サービス、関西日立物流サービスと中国日立物流サービスがそれぞれ4月1日付で合併すると発表した。

経営資源の統合により、運営体制の強化や効率化を推進し、物流サービスの向上を図る狙い。また、ホーマックからの物流受託に伴って2011年2月に子会社化したダイレックス、シマダヤの物流受託に伴って関東日立物流サービスが子会社化した昭島物流サービスについては、経営統合によるシナジーの創出（PMI）を積極的に推進する狙いもある。

北海道日立物流サービスとダイレックスの合併では、北海道日立物流サービスが存続会社となり、合併後は日立物流ダイレックスに社名を変更する。関東日立物流サービスと昭島物流サービスの合併は、関東日立物流サービスが存続会社となる吸収合併とし、合併後昭島物流サービスは解散する。社名は変更しない。

関西日立物流サービスと中国日立物流サービスの合併については、中国日立物流サービスが存続会社、関西日立物流サービスが消滅会社となり、合併後に社名を「西日本日立物流サービス」に、本社も大阪市此花区に変更する。