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ノウキナビ、DB整備し農機出品機能強化

2016年12月6日 (火)

EC唐沢農機サービス(長野県東御市)は5日、農機具販売業者の中古流通を全国規模で支援する同社運営サイト「ノウキナビ」に新開発の農業機械データベースシステムを実装した。

データベースには現在、農業機械メーカー277社の1万8115商品が登録されており、まずはウェブサイトへの商品出品機能との連動から開始する。

これまでは機械の詳細な情報を、出品者が自ら調べながら入力する必要があったために手間がかかっていたが、新開発のデータベースにより、機械の型番などの入力をするだけで性能や機能に関する詳細な情報が自動で呼び出すことができるようになるため「手間をかけずにすばやく、正確な情報を添えた中古農機を出品できるようになる」という。

データベースは今後、中古農機の査定や価格相場の自動算出、総合的な電子カタログ、流通システムへの組み込みなどへ活用していくことを想定している。

ノウキナビは、全国の中古農機売買を支援するインターネット上のサービスで、独自に定めた水準を満たす全国の農機販売業者同士の取引支援、高品質な中古品を探す農機ユーザーとのマッチングを行っている。2014年9月から運用を開始し、12月2日時点で農機販売店197件、会員となる農家や農機ユーザー727件が登録。東日本を中心に利用者数を伸ばしている。

今後は、販売業者が抱える商品輸送手配の悩みなど農機販売にかかわる業務の代行サービス、購入したユーザーに対するアフターケアの仕組み、商品調達を強化するための営業所展開、現物で品質を確かめてもらうためのショールーム設置などを進めていく方針。

■ノウキナビ
https://www.noukinavi.com/