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東芝メディカル、ロシアで医療機器製造を開始

2016年12月19日 (月)

メディカル東芝メディカルシステムズ(栃木県大田原市)は、子会社の東芝メディカルシステムズロシア社(モスクワ市)を通じてロシアで医療機器製造を開始した。

子会社がレントゲンプロム社(同市)と医療機器(CTスキャナー)に関するライセンス契約、製造委託契約を締結し、当局から必要な許認可など得た上で、2017年初頭をメドに製造を開始する。

ロシア政府が医療機器を含む特定分野で国産品優遇政策を進め、医療機器の需要が拡大しているのを背景にロシア国内生産を検討した結果、レントゲンプロム社との契約に至った。

レントゲンプロム社は、ロシアで医療機器製造・販売大手のアミコ社の子会社として1996年からX線装置を開発・製造し、2002年にISO9001認証を受けるなど品質管理を重要視していることから、自社が求める高い品質確保が期待できると判断した。

今後はロシアでCTスキャナーの製造を開始し、高度医療機器のロシア国内生産を展開していく。