ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

大田ウィングス、大田市場内で花き荷捌き施設完成

2016年12月19日 (月)
大田ウィングス、大田市場内で花き荷捌き施設完成
空白

拠点・施設JFEエンジニアリングは、大田ウィングス(東京都大田区)から昨年3月に受注し、東京都中央卸売市場大田市場内で建設を進めていた花き荷捌施設「OTA花ステーション」を完成させた。

OTA花ステーションは、大田ウィングスが大田市場花き部市場内にコールドチェーン対応荷捌施設として計画・整備したもので、施設内に大型保冷保管場を備え、新設の搬送用コンベヤと既設の荷捌棟内にある自動仕分設備を連携させているのが特徴。

大田ウィングス、大田市場内で花き荷捌き施設完成2

これによって十分な作業スペースを確保し、産地から大量に出荷される花きの鮮度を保持したまま効率的に荷捌を行うことができる。

施設には屋根付駐車場や搬出入トラック用のプラットフォームを併設していることから、これまでの1.4倍に当たる年間1000万ケースの取り扱いが可能になるという。

JFEエンジニアリングは、この事業に対して計画策定時からコンサルティングを行い、施設の提案・設計・施工までを一貫して請負うことで通常営業と拡張工事を両立、短期間で竣工した。

大田ウィングス、大田市場内で花き荷捌き施設完成3

■施設概要
所在地:東京都大田区東海2-2-1(東京都中央卸売市場太田市場花き部内)
事業主:太田ウィングス
建物・構造:地上3階建て、鉄骨造
敷地面積:5800平方メートル
延床面積1万2200平方メートル
主要設備:保冷施設(15度)4400平方メートル、自動仕分設備の既存入出荷設備を延長、プラットフォーム7本、垂直搬送機・エレベーターそれぞれ1基
工期:2015年4月1日から16年12月15日