荷主東北特殊鋼は30日、国内製造と輸出販売だけでは受注の維持・拡大が見込めないとして、インドに特殊鋼鋼材の生産・販売拠点を設立すると発表した。
日系自動車メーカーの海外進出と部品の現地調達化が加速し、国内市場は縮小傾向にあるが、同社は「既存の国内製造・輸出販売だけでは、受注の維持・拡大は見込めず、価格競争も限界に達してきている」として、成長余地の大きなインドを中心とした海外市場の取り込みが必要だと判断した。
新会社は5月末、同社100%出資で設立し、アーンドラ・プラデシュ州スリシティに本拠を構える。














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