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丸全昭和運輸3Q、住宅資材の3PL受注し増収増益

2017年2月10日 (金)

ロジスティクス丸全昭和運輸が10日発表した2016年4-12月期(第3四半期)決算は、柱の物流事業で地域や分野によって濃淡が出たものの、全体として堅調に推移した。

物流事業のうち貨物自動車運送事業は、関東地区で化成品関連や事業所移転案件の取り扱いが減少した一方、住宅資材の新規3PL案件を受注し、日用雑貨、非鉄金属の取り扱いも伸びた。中部ではモーター関連部品の取り扱いが落ち込んだ。関西は樹脂製品、住宅設備、日用雑貨が増え、事業全体では大幅な増収となった。

港湾運送事業は、関東は工業用バネや青果物の輸入取り扱いを伸ばしたものの、輸出向けの建設機械、穀物類、住宅建材の輸入は伸び悩んだ。中部では沿岸荷役作業が増加、太陽光パネルの輸出は減少し、事業全体では「若干の減収」となった。

倉庫業は関東で建設機械や政府米の取り扱いが減少。住宅資材の新規3PL案件の受注や日用雑貨の契約形態の見直しによる取り扱いが増加した。鉄道利用運送事業は、化成品が減少、住宅資材や農業用器具は増加し、微増収となった。このほか内航船収入、外航船収入、荷捌収入はいずれも減収だった。

■第3四半期(2017年3月期)

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
77,6083.4%25,6453.8%
営業利益
4,1194.9%5.3%1,3278.5%
経常利益
4,6213.3%6.0%----
最終利益
3,1605.5%4.1%----

丸全昭和運輸