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郵便料金値上げ控え新料金切手・はがき発行

2017年2月27日 (月)

ロジスティクス6月1日に郵便料金が改定されるのを前に、日本郵便は5月15日から新料額の普通切手と郵便はがきを全国の郵便局で発行する。

今回の改定では、第二種郵便物の通常はがきが52円から62円へ、往復はがきが104円から124円へ値上げとなるほか、定形外郵便物やゆうメールについても規格内かそうでないかで料金が変わる新料金体系へと移行する。

5月15日に発行するのは券種が62円の普通切手3種類と郵便はがき10種類で、現行の額面52円の切手とはがきは5月31日まで販売する。

郵便物の減少が続く中、同社は2014年度の消費税増税時を除いて実質的に22年間据え置いてきたが、近年の人件費単価の上昇などで郵便事業の収支が悪化しているほか、大型郵便物の増加で持戻り・再配達コストが増えていることから値上げに踏み切った。