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ローソン、神石高原町と共同で移動・注文配達を開始

2012年3月8日 (木)

話題ローソン号ローソンは7日、広島県神石高原町と共同で、ローソン神石高原町店を拠点とした移動販売を9日から、注文配達サービスを15日からそれぞれ開始すると発表した。

 

神石高原町は専用車両「ローソン号」を2台導入し、移動販売・注文配達のサービスを行う際に、町が指定した高齢者世帯に声掛けをする「安否確認サービス」も併せて実施する。

 

両者はこの取り組みを通じて、小規模高齢化集落(限界集落)での買物困難者と高齢者への支援を行っていく。

 

神石高原町とローソンは昨年8月、スモールコンパクトシティの実現による限界集落の支援を目的にローソン神石高原町をオープン。今回、ローソン神石高原町店へ来店することが困難な高齢者や遠方の住民を対象に移動販売、注文配達を開始するもの。

 

移動販売・注文配達の実務はそれぞれ、ローソン神石高原町店を経営する第三セクター「有限会社さんわ182ステーション」とローソンから委託を受けた町内の事業者が行い、ローソンの商品を中心に食品や生活用品などを届ける。

 

訪問した際には、町が指定した高齢者世帯へ「お変わりありませんか」「食事はとれていますか」などの声掛けにより、安否確認を行う。

 

移動販売は毎週月-金曜日、神石高原町新坂地区を中心に町内全域(安否確認対象世帯7世帯)で実施。配達は毎週木曜日、同町草木地区の130世帯(安否確認対象世帯7世帯)から開始、段階的に配達エリアを拡大する。

 

移動販売車にはダイハツハイゼット(軽自動車)の簡易冷凍車を用い、温度管理も20度、5度、常温の3パターンで行う。販売品目は弁当・菓子・惣菜・飲料・日用雑貨など300SKU。