ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

センコーGH・近鉄エクスなど14社が決算発表、5/11

2017年5月11日 (木)

ロジスティクス5月11日決算発表の企業は次の通り。

センコーグループホールディングス既存客の物量減響き営業益2.4%減
近鉄エクスプレスAPLロジののれん償却響き増収減益
SBSホールディングス物流の堅調な伸びでコスト増吸収
丸全昭和運輸前3月期決算で念願の売上1000億円超
中央倉庫顧客ニーズへの的確な対応と業務の効率化を図るため…
東陽倉庫国内物流事業は、前期開設した、みよし営業所と小牧…
日本山村硝子の物流関連事業取引先の物流再編による営業所閉鎖、不採算営業所の…
サンリツ主力の梱包事業部門で半導体製造装置の取扱額が増加…
リンコーコーポレーション運輸部門は、同部門・運輸系子会社を合わせた港湾運…
伏木海陸運送主力の港運事業は海上コンテナの取扱いが減少したも…
東海汽船貨物部門は一部の島で公共工事の終了に伴い輸送量が…
東栄リーファーライン海運事業での新造船豪太丸の通期稼動、効率運航徹底…
大運第3四半期以降営業収入が回復し、比較的取引採算の…
日本コンセプト売上高は、日本を起点とする輸出・輸入・国内輸送の…

■中央倉庫
顧客ニーズへの的確な対応と業務の効率化を図るため、既存設備の改修を進めるとともに1月に京都支店京都PDセンターで倉庫の一部改築工事に着手し、続けて2月に滋賀県栗東市で栗東梱包場の建築を開始した。グリーン経営の推進にも取り組み経営の効率化に努め、増収増益となった。

▽2017年3月期

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
24,7073.5%
営業利益
1,5832.6%6.4%
経常利益
1,7432.5%7.1%
最終利益
1,134-16.8%4.6%

■東陽倉庫
国内物流事業は、前期開設した、みよし営業所と小牧営業所危険品倉庫が通期にわたり業績に寄与。流通加工の取扱いも増加し、既存荷主への深耕営業を進めるなど業容の拡大に努め増収増益となった。

国際物流事業は、前期開設した酒類・消費財向けの配送センターが好調だったが、名古屋港の輸出入貨物の減少で減収増益だった。設備投資は維持更新、都市部の再開発投資の継続、物流施設の新設など増加を続けており、今期は5億3200万円、来期は23億円投じる。

▽2017年3月期

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
25,8454.2%
営業利益
87722.5%3.4%
経常利益
1,06016.1%4.1%
最終利益
73616.5%2.8%

■日本山村硝子の物流関連事業
取引先の物流再編による営業所閉鎖、不採算営業所の撤退で3.5%の減収。損益改善要因となることが期待されたが「最低賃金の大幅改定」で労務費が増加し、新規営業所の立ち上げに伴う投資と人材確保もあった。これらにより、物流関連事業の利益は74.9%の大幅な減益となった。

▽2017年3月期

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
9,625-3.5%
営業利益
69-75.0%0.7%
経常利益
------
最終利益
------

■サンリツ
主力の梱包事業部門で半導体製造装置の取扱額が増加したものの、無線通信機器の取扱額が減少したことが響き減収。営業利益は、売上高減少の影響に加え一般管理費の増加により減益となった。

▽2017年3月期

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
14,626-6.5%
営業利益
627-18.5%4.3%
経常利益
478-23.8%3.3%
最終利益
258-15.4%1.8%

■リンコーコーポレーション
運輸部門は、同部門・運輸系子会社を合わせた港湾運送事業の船内取扱数量が減少。一般貨物全体の取扱数量は微減となったが、特に既存の主要貨物の取扱数量の減少が収支に影響。さらにコンテナ貨物の取扱数量が輸出入ともに減少した。これらにより部門全体の売上高は3.2%の減収、セグメント利益は56.8%の減益となった。

▽2017年3月期

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
15,956-3.2%
営業利益
468-17.3%2.9%
経常利益
458-14.6%2.9%
最終利益
316-21.7%2.0%

■伏木海陸運送
主力の港運事業は海上コンテナの取扱いが減少したものの、原料の輸入、ロシア向け自動車の取扱いが増加し、売上高が2.2%の増収。セグメント利益は45.4%の増益となった。

▽2017年6月期第2四半期

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
10,0100%33886.2%
営業利益
58746.8%5.9%1704.3%
経常利益
51043.6%5.1%138-7.4%
最終利益
19740.0%2.0%7771.1%

■東海汽船
貨物部門は一部の島で公共工事の終了に伴い輸送量が減少し、貨物取扱量は全島で7万5000トンと10.7%減少した。一方、旅客部門で旅客数が好調に推移したことから全体の売上高は4.7%増加した。営業利益は、船舶燃料費の増加で5000万円の営業損失となった。

今期は売上高113億円(1.1%増)、営業利益3億円(27.6%減)、経常利益3億円(37.6%減)、純利益2億2000万円(37.8%減)を見込む。

▽2017年12月期第1四半期

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
2,5704.7%
営業利益
-50----
経常利益
-55----
最終利益
-35----

■東栄リーファーライン
海運事業での新造船豪太丸の通期稼動、効率運航徹底に加えて円高効果による燃料費減少、貿易事業でのまぐろ類販売数量増大もあり増収増益。

▽2017年3月期

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
7,8858.9%
営業利益
61822.6%7.8%
経常利益
64918.9%8.2%
最終利益
4546.1%5.8%

■大運
第3四半期以降営業収入が回復し、比較的取引採算の良好な業者からの受注も堅調で増収増益を確保した。

▽2017年3月期

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
6,5343.5%
営業利益
10626.9%1.6%
経常利益
20152.1%3.1%
最終利益
26458.7%4.0%

■日本コンセプト
売上高は、日本を起点とする輸出・輸入・国内輸送の取り扱いと日本を介さない三国間輸送の取り扱いいずれも前年同期を上回り微減(0.2%減収)にとどまった。利益面では、将来を見据えた積極的な国内設備投資に伴い減価償却費が増加したほか、保有基数の増大に伴いタンクコンテナの調達コストが増え7.2%の減益。

▽2017年12月期第1四半期

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
2,757-0.2%
営業利益
5047.2%18.3%
経常利益
484-0.9%17.6%
最終利益
3422.1%12.4%