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ホンダ、インドネシアに四輪車工場を新設

2012年3月15日 (木)

拠点・施設本田技研工業は15日、インドネシアの四輪車生産販売合弁会社「ホンダプロスペクトモーター社」がジャカルタ近郊・カラワン工業団地内の既存工場敷地内に、年間生産能力12万台の新四輪車工場を建設すると発表した。

 

生産能力6万台の既存工場と合わせると、合弁会社の生産能力は18万台となる。新工場には約3兆1000億ルピア(約270億円)を投資、2014年中に稼働を開始する。

 

タイとインドで既に発売している、アジア市場向け「BRIO(ブリオ)」などの小型車を生産する計画で、拡大を続けるインドネシアの小型車市場やアセアン諸国などへの輸出を見据え、生産能力の増強を図るとともに、さらなるラインアップの拡充を図る。

 

また、現地での開発力を高め、高効率な生産体制を構築し、現在約50%であるインドネシアでの部品の現地調達率を約80%まで高める。インドネシアではタイからの完成車輸入によって年内にBRIOを発売する。13年からインドネシア向けBRIOの生産を既存工場で開始し、14年からは新工場に移管する。