荷主本田技研工業は15日、インドネシアで四輪車の生産・販売を行う合弁会社「ホンダプロスペクトモーター」(ジャカルタ)が、新たな四輪車工場として第二工場の稼働を開始したと発表した。
第二工場の年間生産能力は12万台で、年間生産能力8万台の既存工場と合わせたHPMの年間生産能力は20万台となる。この工場では、小型車「ブリオ」をベースとして主にインドネシア市場向けに開発した、マルチパーパスビークル(多目的車)の新型車「ホンダモビリオ」の生産を開始した。
今後は、ブリオなど既存工場で生産しているモデルの生産移管も予定しており、顧客の需要に合わせて両工場でフレキシブルに生産を行う。