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日本郵船出資のLNG燃料供給船事業が本格始動

2017年6月14日 (水)

ロジスティクス三菱商事は14日、日本郵船、仏電気・ガス会社のエンジー、ガスパイプライン運営会社のベルギー・フラクシスと共同で設立した合弁会社保有の液化天然ガス(LNG)燃料供給船「エンジー・ジーブルージュ」が船舶から船舶へLNG燃料を供給したと発表した。世界初のLNG燃料供給・販売事業が本格始動したことになる。

LNG燃料供給船は2月に韓進重工業の影島造船所(韓国・釜山)で竣工した後、4月にベルギーのジーブルージュ港へ入港、フラクシス所有のターミナルでLNG燃料を積み込んだ。

その後、自動車専用船運航船社のUECCが運航する自動車船「AUTO ECO」(オートエコ)、「AUTO ENERGY」(オートエナジー)の荷役中に「Ship-to-Ship方式」でLNG燃料を供給した。

今後はLNG燃料の普及を目指す「Gas4Sea」ブランドを掲げ、ジーブルージュ港を拠点として北海・バルト海を航行する船舶へLNG燃料を供給していく。