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日本郵船、欧州シャトルタンカー4隻にLNG供給

2017年10月10日 (火)

ロジスティクス日本郵船は10日、ENGIE社、三菱商事と立ち上げた船舶向け液化天然ガス(LNG)燃料の供給・販売を行う「Gas4Sea」が、多国籍石油・ガス会社のStatoil社(ノルウェー)からLNG燃料供給業者に選ばれたと発表した。

これにより、Gas4Seaは2020年からロッテルダム港で同社が運航する4隻のシャトルタンカー向けにLNG燃料を供給する。

供給先となるシャトルタンカー4隻は北ヨーロッパ海域を航行し、Gas4Seaは日本郵船が出資する合弁会社保有のLNG燃料供給船「ENGIE Zeebrugge」を使用する。

ENGIE Zeebrugge」は17年初めに竣工し、現在ベルギーのゼーブルージュ港で自動車専用船2隻に対しLNG燃料を供給している。同船は5000立方メートルのLNGタンク容量を持ち、ゼーブルージュ港だけでなく近隣港でもサービスを提供できるのが特徴。