ヤマト運輸、藤沢SSTの一括配送で環境表彰

ロジスティクスヤマト運輸は6月30日、藤沢サスティナブル・スマートタウン（藤沢SST）に、一括配送など街の物流インフラを担う「ネクストデリバリースクエア」が評価され、日本物流団体連合会主催の第18回物流環境大賞で「物流環境保全活動賞」を受賞したと発表した。

フジサワSSTは、神奈川県藤沢市で1000世帯の家族が住む「スマートタウン」として、技術先行のインフラ起点だけでなく、住人一人ひとりのくらし起点での街づくりに取り組んでいる。

ネクストデリバリースクエアでは、これまで宅配事業者がそれぞれ配送していた荷物を集約し、台車や電動アシスト自転車などを使ってヤマト運輸が一括配送する。これにより走行車両を減らし、CO2排出量の削減と安全性を向上している。

家庭に設置されたスマートテレビに配信し、顧客はテレビ画面からまとめて配送日時や受取場所を変更できるようになった。