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ヤマトシステム開発、ストレスチェック支援を開始

2017年7月24日 (月)

ロジスティクスヤマトホールディングス傘下のヤマトシステム開発(東京都江東区)は24日、改正労働安全衛生法で従業員50人以上の事業場に年1回の実施が義務付けられた「ストレスチェック」を導入・検討している企業向けに、WEB版とペーパー版の併用が可能な「ストレスチェック支援サービス」の提供を14日に開始した、と発表した。

ストレスチェックには診断システム上で行うWEB版チェック方式とマークシートで行うペーパー版チェック方式の2種類があり、WEB版はインターネット上で完結するため事前準備などは簡易だが、職場の環境や制限によってペーパー版での受検も全体の5割程度を占めており、業務の煩雑化が課題となっている。

ヤマトシステム開発は、20年以上にわたって企業や学校法人に試験の採点にかかわる「資材準備から回収・回答用紙読み取り・結果印刷」など高い機密性が求められるバックオフィス業務を支援してきたが、今回はそのノウハウを活かし、ストレスチェックに対応した新たな支援サービスを提供する。

(出所:ヤマトシステム開発)

ペーパー版で行う場合、質問票などの発送から回収、回答用紙の読み取り、結果分析、結果表の印刷まで一連の業務をワンストップで提供する。WEB版のストレス診断システムは、富士通が提供する「組織ストレスアセスメントe診断@心の健康SaaS」を利用する。

ヤマトシステム開発では、20年までに100万IDの獲得を目指す、としている。