ゲオ、名古屋に中古スマホ買取･再生･EC集約拠点

拠点・施設ゲオホールディングスは24日、中核事業会社のゲオ（名古屋市中区）が名古屋市内で「名古屋プロセスセンター」の本格稼働を開始したと発表した。新拠点では、中古スマートフォンの大量仕入れ（買取）・商品の再生、EC機能を集約し、2018年度中にECを通じて販売する割合を20％まで高める。

名古屋プロセスセンターは、1億円を投資して4月に開設した延床面積4560平方メートル（1379坪）の拠点で、店舗を介さない法人からのスマートフォン大量仕入れ商品と、店舗などで買い取った商品を再生し、短期間でECに出品する機能を担う。

8月からEC専門組織が常駐し、センターからダイレクトにインターネットで販売できる体制を整備。買取・商品の再生・EC機能を集約・一元化したゲオモバイル事業の中核施設として、18年度にEC化率20％を目指す。

店舗流通用に中古スマートフォンのデータ消去や整備を行う全国6拠点の「ゲオ流通センター」とは異なり、PCや小型家電の再生機能を拡充してゲオショップ全体の商材強化を図る。

■ゲオ「名古屋プロセスセンター」の概要
名称：名古屋プロセスセンター
坪数：1379坪（オフィス区画500坪、高セキュリティー管理区画879坪）
従業員数：50人（社員8人）※2017年8月